2020年04月19日
葬儀の返礼品と香典返しの違いやマナー
一般的にお葬式を行うに当たって、参列者の方への返礼品を用意する必要があります。これはお葬式に参列していただいたことへのお礼として、基本的には全ての参列者へお渡しする粗品のことを言います。お渡しする品物としては、タオルやお茶などの数百円から千円程度のギフトが適しています。
葬儀業者にお葬式の手配を一任している場合は、プランの中に含まれているため、喪主の方が自分で手配する必要はありません。ただし、特にこだわって品物を選びたい場合には、百貨店やギフトショップで参列が予想される人数分だけ購入するという方法もあります。
他方、参列者にお渡しするものとして香典返しと呼ばれるものもありますが、返礼品とは似て非なるものなので明確に区別しなければなりません。香典返しは、香典をくださった方へお返しに、半額程度の贈り物をするのが一般的です。
お葬式へ参列できない代わりに、香典だけをくださったような方へもお送りする必要があります。また、返礼品はお葬式の当日に受付でお渡しすることが多いですが、香典返しは全員一律ではなく、頂いた金額によって品物の価値も変わってくることから、法要が一段落したタイミングで別途お送りすることが多いです。
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