2020年05月15日
葬儀の際にお渡しする返礼品はマナーを守って選ぼう
葬儀を遺族側として執り行う際は、さまざまな準備が必要になります。そのひとつが、返礼品です。お通夜や葬儀に参列してくれた人に対し、お礼状と共に返礼品を手渡すのがマナーになっているからです。香典の有無に関係なく弔問客全員に手渡すのが基本になっていて、価格相場は、500円から1000円程度のお品で、最適な品物は消耗品と言われています。
自分で選ぶ際は、渡す品物の意味合いを考慮して選ぶと間違いがありません。返礼品として人気のお茶やコーヒーといった飲み物は、飲み物を飲みながら故人を偲んでほしいという思いが込められています。また、石鹸や洗剤は、不幸や悲しみを洗い流すという意味を込めて選ぶ人もいます。
さまざまなお品の中から、意味合いを考慮しつつ、故人とのお別れのためにお葬式に参列してくれた人へのお礼の気持ちを伝えられるお品を選ぶようにすることが大切です。最近はビールにちょっとしたおつまみを添えてお渡しすることも増えているようです。
また、地域によっては、ハンカチや清め塩を渡すところもあるようなので、覚えておくといざというとき安心です。どうしても何を選べばいいか迷ったときや、予算がある場合に関しては、担当してくれている葬儀業者さんに相談すると、予算に合わせたうえで、最適なお品を選んでくれますので、相談してみるとよいでしょう。
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