2020年08月05日
葬儀に参列する際に必要な香典袋の選び方
葬儀に参列する際は香典を持参するのがマナーです。香典は亡くなった方へ供える線香やお花の代わりとなるもので、専用の香典袋にお金を入れて渡します。香典袋は文具店の他にコンビニやスーパー、100円ショップなど様々な所で販売されているので、突然の不幸に対してもすぐに対応することが可能です。
ただ、香典袋の表書きによっては故人が生前信仰していた宗派や宗教などに合わせて、選ぶ必要があるのでその点は注意が必要です。香典の表書きには御霊前に御香料、御香典や御悔、さらに御榊料・玉串料・御花料・志など数十類ものバリエーションがあります。
仏式では忌明けとされている四十九日までは「御霊前」と書かれている表書きを、四十九日を迎えた以降は「御仏前または御佛前」と書かれているものを選ぶのが一般的です。亡くなった方がキリスト教を信仰していたケースだと、カトリックであればお花料・御花料・御ミサ料という表書きの香典袋を選びます。
プロテスタントであればお花料・御花料・献花料・忌慰料を選ぶと良いでしょう。故人が神道を信仰していた場合は、御榊料や玉串料、御玉串料に神饌料；御饌料・御神前と書かれている香典袋を使うのが一般的と言われています。
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